札幌女性のための合気道

札幌の女性のための合気道。札幌、西区、手稲区、中央区、北区、東区、銭函、小樽、石狩で合気道、護身術に興味のある女性、一緒に合気道やってみませんか?プロの整体師、プロのスポーツトレーナーが合気道を教えています。

札幌女性合気道で自分に正直に

お金が無いから、時間が無いから、仕事があるから、家族がいるからなど、何かの理由で何かを選択しないことがあります。

 

 

確かにお金が無いのであれば、大変だったりしますが、もし他のことにはお金を使っているのであれば、お金が無いことが一番の理由ではなく、優先順位が低いためです。

 

時間が無かったり仕事があったりすれば、どうしようもない感じでも、旅行でも何でも、何かやりたいことがあった場合は、スケジュールを調整したり、有休を取るなどして時間を作るため、それをしないのは、そこまでしてはやりたくないからです。

 

家族がいるというのも、家族がいなければ本当に選択したのかというと、実際には家族がいなくても選択しないこともあるでしょう。

 

 

そうしたように自分の意識と本当の自分の気持ちとは違っていたりしますが、それが顕在意識と潜在意識のギャップで、そのギャップが大きくなれば成程、自分の中でちぐはぐとなり、

 

頑張っているのに上手く行かないとか、何かのせいにしてしまう、言い訳、愚痴、不安、恐怖、逃げる、悩み、ストレスなどの原因となります。

 

 

そのため他人にはいくら嘘を付いたとしても、自分には出来るだけ嘘を付かないように、正直でありたいものです。

 

 

 

昔、学校の先生が生徒に、体に悪いからタバコを吸うなと言っていました。

 

しかし生徒の健康を本当に考えているのなら、職員室でタバコを吸うはずがないのに、平気でタバコを吸っているのは、実際には生徒の健康のことなど全く考えていないためです。

 

 

そうした矛盾した言動から、嘘を付いていることが直ぐバレてしまいますが、騙すことが出来ているのは、他人ではなく自分だけで、自分で嘘を付いているなどとは思っていません。

 

そのため「健康のことなんか考えていないだろ!」と問い詰めても、「何を言っている!お前のためだ!」のような感じで言い張るでしょう。

 

 

他人からすればわざわざ嘘など付かず、正直に「法律で決まっているから吸うな」「俺が決めたんじゃない、文句が言うなら俺ではなく政府に言え」「日本の法律が嫌ならお前が変えろ、外国に行け」などのように言えば済む話なのですが、

 

あたかも生徒のことを考えているような、いい人ぶった言い方になってしまうのは、教育者たるものはこうでなければならない、という無意識の考え、もしくは一種の洗脳に縛られているためです。

 

 

これは先生だけでなく、親たるものはこうでなければならないとか、前回説明した信念のように、意識していないだけで、こうした縛りの様なものを、人それぞれ色々と持っています。

 

そうすると無意識に、自分が縛られているものに従ってしまうため、自分以外の人にはバレバレの嘘を付いたり、それに従った理由付けしたり、これは仕方がないと自分を言い聞かせたり、説得してしまうのです。

 

そうすると当然おかしなことになりますが、そうした自分の考えを当てにしていては、色々問題があったり、危険であることも分かると思います。

 



自分に正直になる、素直になる、顕在意識と潜在意識のギャップを埋める、無駄な不安、恐怖を失くすなどは、それぞれ独立したものではなく、全てこうしたことを変えなければなりません。

 

つまり自分の間違った信念、洗脳、思い込み、先入観、固定観念、フィルター、縛りなどメンタルブロックに気付き、それを変える、また自分の本心、本音を知るということです。

 

 

西洋的な考えは今の自分にプラスする、強化するというものであったり、自分は正しく自分以外が間違っているという考えであるため、そうした取り組みは少しやりにくいのですが、日本の文化は無駄を省く文化、他人ではなく自分を変える文化です。

 

合気道にしても、心と体の無駄を省いて行き、技も単に敵や悪い人をやっつけたり、痛めつけるのではなく、邪気やストレス、歪みを取ったり、心と体の禊技です。

 

 

札幌女性合気道では合気道が上達する共に、心と体の成長、進化、また表面的な所を味見するのではなく、前に進んで奥の深い所を学んで欲しいと思っていますが、ご興味ある方いましたら、札幌女性合気道で一緒に合気道をやりましょう。