不安や怖さの原因の一つに、自分の持っている信念があります。絶対こうだと思っていることとは違うこと、もしくは絶対こうだと思っていたことが、もし間違っていたとすれば怖いのです。
たとえば長年腰など、どこかが痛くて治らないでいると、「自分は絶対治らないんだ!」という謎の信念が生まれてきますが、
そうすると治りそうなことがあっても、喜ばしい事であるはずなのに、自分の信念と違うため、治ることが何故か怖くなるのです。
恋愛でも男に騙されたりして、酷く傷付いた経験があると、世の中の全ての男は全員嘘つき、ろくでなし、といった信念が生まれることがあります。
そんな人に、「あの夫婦は凄く仲いいけど、あの旦那さんもそうなの?」「あの老夫婦、手なんか繋いで凄く仲良しに見えるけど、あのお爺さんもろくでなし?」「あっちの仲良くしている恋人の男の人も?」
みたいなことを言えば、自分の信念が壊れる可能性が出て来るため、怖くなって来るでしょう。
イカサマ宗教を信じている人に、そのイカサマ宗教が、いかにイカサマであるかを説明したり、証明したりすると、
辞めるどころか益々強く信じるようになると言われていますが、自分の信じている信念が壊れてしまうことは、物凄く怖い事なのです。
そうならないよう自分の信念を絶対に守らなければならず、またそのために全ての情報は、そのフィルターを通し、情報の受け取り方が変わってしまうことから、自己解釈や誤解が生まれています。
たとえば自分は幸せになれない、幸せになってはいけないという信念があれば、たとえ自分が幸せになるようなことがあっても、
そのフィルターがかかることで、きっと騙される、裏がある、私の為ではない、自分は愛されていない、などのマイナスな解釈になるはずです。
無駄な不安や過度な不安、自己解釈などの誤解や、思い込みの強い人にならないためには、間違った信念を持たない事ですが、誰しも少なからず、何かしらの信念を既に持ってしまっていると思います。
それを変えたり気付いて行くためには、どんなことでも絶対こうだなどとは思わないことで、常にもしかたら違うかもしれない、という可能性を持ったり、色んな角度から物事を見る癖をつけて、頭を柔軟にして行くことと、
そもそもそうした信念を持つのは、自分の考えを当てにしているからであるため、間違った信念を持たないためには、自分の考えを当てにしない事です。
人間の考えなどは、非常に不確かで間違ったりするのだから、当てになりません。
ましてや自分がIQ180ぐらいあるとか、頭脳明晰、判断力がずば抜けているのであればまだしも、そうでもない人が自分の頭を信じれば、益々間違う確率が高くなり、それを信念に持つことは非常に危険なことです。
しかしそれ以外に何を信じていいのかが分らないから、自分の判断力に自信が無い人であっても、自分の頭で考え出した信念を信じざるを得ず、怖くなったりしていますが、ちゃんと基準とすべきものがあります。
そうしたものがあるからこそ、ある程度メンタルが安定したり、何かあっても戻れる所があるなど迷子になりません。
そのヒントとなるものが合気道です。
合気道は宇宙の法則を学ぶものであり、宇宙の法則の方が、自分で考えたことよりも、余程正確ではないでしょうか?
興味のある方は札幌女性合気道に、ぜひ一度体験にいらして下さい。