札幌女性のための合気道

札幌の女性のための合気道。札幌、西区、手稲区、中央区、北区、東区、銭函、小樽、石狩で合気道、護身術に興味のある女性、一緒に合気道やってみませんか?プロの整体師、プロのスポーツトレーナーが合気道を教えています。

札幌女性合気道で合気道上達する心

札幌女性合気道では、どんな人であろうとも上達させてあげたいと思い、特に時代の変化が非常に大きいこともあって、今年は1年で別人になれるぐらいにと考えています。

 

しかし元々武道の世界では、先生が1から10まで丁寧に、また分かりやすく工夫して教えるとか、先生に上達させて貰うのではなく、自分が見て盗むものであったりするものです。

 

そのため昔は技を一回見せただけでも、教えたことになっていました。

 

 

もちろん今はそれとは違いますが、それでも「馬を水辺に連れて行くことは出来ても、水を飲ませることは出来ない」とも言うように、

 

合気道が上達するには、先生など誰かがやってくれる、くれないとかではなく、全ては自分がやるしかなく、その一番の上達のコツは、合気道を好きになることでしょう。

 

 

合気道が好きであれば、自主的に合気道に関する本を読んで勉強したり、YouTubeなどを見たり、稽古でやったことや出来なかったことを、次までに出来るようにしよう、絶対に覚えようなど家で自主練するなどしますが、受動的では上達が遅いのです。

 



また週1回くらいとか、何かの都合で稽古が出来ないなどすると、自分はそのために稽古出来ないんだ、となったりしますが、

 

札幌女性合気道では、そういう人のためにも上達できる方法を教えていますし、道場だけでなくても、普段の日常そのものが合気道です。

 

 

合気道の達人、塩田剛三先生の教えをご紹介します。

 

 

合気道の修業は道場で稽古を重ねながら、技を修得していくことが大切なのは言うまでもありませんが、無学祖元禅師の言葉のように「行住坐臥一切の時勢これ最善の道場」というのがあります。

 

この言葉を私は座右の銘として拳拳服膺(けんけんふくよう)し、常に忘れぬように心掛けているつもりです。少なくとも合気道に志を立てる者は、そうあって貰いたいと思います。

 

ただ歩いているときでも、電車に揺られているときでも、食事をしているときでも、どんな場合でも、そこがすべて合気道の道場であると思い、一挙手一投足、みな稽古の一つと考えてほしいものです。

 

(「塩田剛三の世界」塩田剛三 塩田泰久共著 海鳴社 p41)

 

 

※無学祖元 

1226-86。南栄(中国)の僧。1279年、北条時宗に招かれて来日。鎌倉建長寺にはいり、のち円覚寺の開山となる。日本における臨済宗発展の基礎をつくった。

 

※行住坐臥(ぎょうじゅうざが) 

日常の立ち居振舞のこと。転じて、普段・常々の意。行は歩くこと。住はとどまること。坐は座ること。臥は寝ること。

 

※拳拳服膺(けんけんふくよう)

人から教わった事や言葉などを決して忘れることなく、常に心に留めて大切にすること「拳拳」は丁寧に両手で捧げるように持つこと。「服膺」は胸に付けるということから、心に留めるという意味。

 

※一挙手一投足

こまかな一つ一つの動作や行動。

 

 

 

それと今の時代で、特に気を付けなければならないことは、私は運動神経が無いとか、年だからとか、週一回だから、私は弱い人だからのように、何でも保険をかけがちになり、全力で向かい合おうとしないことです。

 

 

その裏には、全力を出したのに自分が出来なかったら嫌、出来ない自分、能力が無い自分を知りたくない、みたいな気持ちがあって、そのために自分自身ではなく、他に問題があるという言い訳を用意しておくのですが、

 

もちろん合気道に限らないものの、合気道に取り組んだのであれば、ちゃんと合気道と向き合わなければなりません。

 

 

特に札幌女性合気道は、単なるストレス発散や運動不足の解消、快楽を目的にしているのではなく、心と体の進化、アップデート、気付き、学びなど、成長していく事を目的としています。

 

それには自分自身や合気道と向き合い、少しずつ乗り越えて行かなければならず、それが本来の合気道や「道」の世界です。

 

またそれは、体格とか運動神経とか才能とかは全く関係なく、誰であっても進んで行くことの出来るもので、終わりもありません。

 

 

そのため札幌女性合気道では特に、保険などかける必要はなく、むしろ不要な保険をどんどん解約して行くことが稽古でもあります。

 

 

また逆に合気道や何かに取り組むものが無かったり、先生がいなかったりすれば、何に向き合うべきなのか、どうすべきなのか、どうしたらいいのかも分からないため、ほったらかしにするしかなかったりしますが、

 

合気道という課題があれば、非常に取り組みやすいし、やることが山積みにあるため、それだけ伸びしろがあったり、やりやすいでしょう。

 

 

全力というのは、インターバルトレーニングをしたり、400M走をしたりといったような全力をイメージするかもしれませんが、そうしたことではなく、保険をかけたり、後ろを気にしたり、氣が抜けたりするようなことをしないということで、

 

気持ちが今ここにあり、自分や合気道と向き合うことさえ出来ていればそれでよく、それが全力ということです。

 

 

そうしたことを常に意識して取り組んでいれば、他の人は関係ないため、他の人が気になって比べるといったことはしないし、下手だとか出来ないということも、無駄に気にならず、

 

前向きであるから不満やストレスもなく楽しいし、合気道も上達するという好循環になって行きます。

 

 

札幌で合気道に興味ある方、札幌女性合気道で一緒に合気道上達して行きましょう。