札幌女性のための合気道

札幌の女性のための合気道。札幌、西区、手稲区、中央区、北区、東区、銭函、小樽、石狩で合気道、護身術に興味のある女性、一緒に合気道やってみませんか?プロの整体師、プロのスポーツトレーナーが合気道を教えています。

札幌女性合気道で受身を身に付ける

時折行くお蕎麦屋さんに行くと、そこのお母さんが、転倒した時に手首を骨折したらしく、仕事を休んでいました。

 

 

転んだ時は多くの場合、反射的に手をつくのですが、若い内は手首を少し痛める程度で済むのが、50代、60代ぐらいから手首を骨折するようになり、70代で手首を骨折すると、認知症にもなりやすくなります。

 

また手首であればまだいいですが、年配の方が大腿骨を骨折したりすると、それをきっかけに寝たきりになることも多いです。

 

 

そうならないためには受け身を身につけておくことが大切で、受け身を学ぶことも護身術の一つです。

 

 

 

札幌女性合気道に来ているある女性は、今シーズンだけで4回も5回も転んでいるそうなのですが、それだけを聞けばドジ、運動神経が悪いみたいに思うかもしれません。

 

しかし若い時に一回も転んだことのない様な人が、年を取った時に初めて転んだりすれば大怪我になるでしょう。

 

そのためそれを考えると、転んで骨折したとか、どこか痛めたとかであれば問題ですが、そうでないのであれば、年取った時に大怪我をしないための練習を今している、合気道の受身の練習をしているなど、とてもいい事だと思うのです。

 

 

私などは一人でいる時は、わざわざ滑りやすい道を選んで歩いています。

 

 

今の様な便利な時代では、つい自分を甘やかしてしまい、困難な道や険しい道をわざわざ選ぶよりは、何でも安全が保障されている道を選びがちですが、

 

若い内からバリアフリーみたいな人生ばかり選んでいては、年寄りみたいだし、自分の人生を生きているとは言えません。

 

 

ちょっと滑りやすい道を歩くことなどは、困難な道や険しい道などに比べれば、遥かに楽なもので何てこともなく、そうしたちょっとした困難を自分で選ぶことで、ちょっとした心の訓練になったり、体の使い方などの練習にもなります。

 

と言っても女性には余り勧められませんが、便利過ぎることが心と体の問題にもなるため、バリアフリーばかりを求める人生ではなく、ちょっと不便利なものとか、ちょっと困難なことを日常に取り入れることは、大事なことです。

 

 

転んだ時に反射的に手を出すのはまだいい方で、都会っ子の子供みたいな感じで、運動も何もしないみたいになると、その反射すら起きなくなり、顔から転んだりします。

 

その次の段階として手を出すのですが、手首を骨折するのは、自分を守ろうとして、腕を突っ張らせてしまうと、「ドンッ!」という強い衝撃や負担が手首の一か所に集中してしまうためです。

 

そのため合気道の受身では、手首をつくことは余りしません。もし手首を使う場合は、逆に腕の力や体の力を抜くことで、自分を守ることが出来ます。

 

 

今は不安が強かったり、怖がりな人が多いですが、そうすると何かから自分を守ろう守ろうとするものの、そうした意識した守り方は実際には自分を守れるものではなく、結果的に自分を守れている心と体を作って行くことが、本当に自分を守れることです。

 

もう少し分かりやすく言えば、守るべきことは自分の中心軸で、何かに氣が囚われて中心軸が崩れてしまうと、自分を守れなくなります。

 

 

そうしたことを理解していないと、守ろうとしても実際には守れていないから、もっと自分を守らなければならないと考え、

 

ちょっとでもリスクのあるものを避けたり、出来るだけバリアフリーなものを探すようになるなどしますが、そうした人は特に中心軸の概念を学び、中心軸や中心力を身に付けて行くことです。

 

 

それと何かあって落ち込んだりすることは仕方ないにしても、ちょっとしたことでも傷付きやすいみたいなことは、中心軸や中心力が無い事の外に、リカバリー能力が低い事もあるのではないかと思います。

 

 

たとえば合気道では投げられたとしても、受け身が出来ればダメージもなく、直ぐ立ちあがることが出来るのですが、受け身が出来なければ大ダメージを受けて、立ち上がるまでに酷く時間がかかってしまいますが、

 

それと同じように人生でも、何かあっても受け身の様なことが出来る人にとっては、気にすることの程でもないことが、そうでない人にとっては、非常に大きな問題となってしまういます。

 



どうやったら何かあってもさほど気にすることなく、上手く対処出来るようになるかと言うと、合気道で受け身を学び、何かあっても直ぐ立ち上がれる心と体を作ることと、合気道の技を受ける「受け」を学ぶことです。

 

 

合気道に興味のある女性の多くは、合気道の投げる技を学びたいと思うのですが、その技を受ける人を「受け」と言い、受けが極意であると言われたりもします。

 

その受けをマスターし、どんな人を相手にしても体全体で技を受けられるようになると、人間関係や人生でも同じような感じになって行きます。

 

逆に何か囚われがあったり、その場に居着いていたり、氣が抜けていたりすれば、怪我のもとです。

 

 

バリアフリーな人生ではなく自分を高めていきたい、札幌女性合気道で中心軸や中心力を身に付けたい、学びたい、合気道の受身や受けを身に付けたい方がいましたら、一度体験にいらして下さい。