合気道の達人とは氣を察知する達人で、また氣を察知出来るようになれたのは、先生の身の回りの世話をしたり、気持ちの先を読むよう心掛けるなどして修行してきたためです。
ただ今は昔と違いそんなことは出来ませんし、また欧米化したことや便利になったことで、昔の日本人が持っていた氣の感覚も失ってしまいました。
そのため欧米的なスキンシップを取って、気持ちを確認したりしなければ、誤解、思い込み、思い違い、不安、ストレスを抱える原因となったり、目に見える物や形、表面的なもので判断しがちになっています。
家の造りにしても和式はふすまで、それは区切ってはいるものの感覚的に繋がっているのですが、洋式のドアは完全に閉鎖しているため、ハグやキスなどスキンシップを取ったり、言葉を使ってよくよく確認しなければ、意思疎通が図れません。
しかし日本人はスキンシップが不足しているため、どうしても不安や孤独感を感じやすかったり、ストレスになってしまうのです。
少しついでに言うと、スキンシップも本当は氣と関係があり、スキンシップで安心感が得られたりするのは、実は氣の交流をしているためでもあります。
一時流行った有名幼稚園の先生が、子供を抱っこしたらダメだ、などという教育をしていましたが、それは氣の概念がないからで、
もし抱っこがダメなら、家をふすまにするとか、相撲をするとか、森林浴、海水浴をするとか、何か氣の交流をしたり、氣を取り入れないと氣が狂います。
また気違い(気狂い)という言葉は、氣が狂うということなので、その本当の意味が分かれば、原因と解決策が分かりやすい言葉でもありますが、
これも氣の感覚を失ったこともあって、精神障害者やその家族がショックを受けるなどの理由から、メディアでその言葉は使われなくなりました。
しかし大事なことは、気違いという言葉を使わないことよりも、病気になった人もそうでない人も、もっと氣について理解することではないかと思います。
氣の話のついでにもう一つ説明すると、性の話はタブーみたいな話ですが、それも本当は氣の交流です。
しかしそれも分かっていないから、先進国などと言っていても、先進国の性教育とは、避妊具を付けるなど、妊娠しない方法ぐらいしか教える事が出来ません。
本質が分からず、そうではない一部部分だけを見れば、隠したり、誤魔化したり、恥ずかしいものなど、一般的なイメージになったりますが、今まで誰も正しい性教育を教えてくれなかっために、その発想しか持てなかったのです。
また性の問題は、病気と深くかかわっていて、特に婦人科疾患や子宮系の病気を抱えている女性は、男性や性に対する何か問題やカルマを抱えていることが殆どのため、整体では、性の問題も重視します。
タオ、性の秘密、老子の暗号について書かれたタオコードは、中々面白い本なので、タオ、仙道、気功、氣、スピリチュアル、真理などに興味のある方も、読んでみるといいです。
合気道は手首を持つなど、スキンシップの武道で、また相手をやっつけるとか、投げ飛ばすのが目的ではなく、氣を交流させ一体感を求めるものですが、
今はスキンシップを取ることが益々減り、一体感や氣を感じられなくなるなどストレスを抱えており、そんな今の日本には特に、合気道が合っていたり、必要とする人が多いのではないかと感じています。
もし札幌でそうした合気道に興味のある方は、札幌女性合気道に一度見学や体験に来てみて下さい。