札幌女性のための合気道

札幌の女性のための合気道。札幌、西区、手稲区、中央区、北区、東区、銭函、小樽、石狩で合気道、護身術に興味のある女性、一緒に合気道やってみませんか?プロの整体師、プロのスポーツトレーナーが合気道を教えています。

札幌女性合気道で一歩踏み出し未来を変える

イチロー氏が高校野球指導に行った時、ある選手は緊張から中々質問をしに行けず、最後の日にようやく話しかけることが出来たのですが、その勇気を褒めていました。

 

 

「エースだった生真(仲宗根生真選手)。それはメンタルの問題なのか、一年の結貴(砂川結貴選手)にエースの座を奪われ、と聞いていました。

 

実際、最後の最後まで僕の所には生真、来なかった…シチュエーションの練習している時にファーストベースの所で話しに来て、あれすごい彼にしてみたらね、勇気がいったことだと思うんですよ。

 

それはピッチャーとしてというよりも、“何か自分の殻を破った瞬間”なんじゃないかなというふうに思うので、取られたエースの座を奪うという彼の心意気っていうか、気持ちが現れている、と僕は勝手に想像しました。」

 

 

 

自分の殻を破るためには、誰かがヒントをくれることはあっても、最終的には自分が前に進むしかありません。

 

 

またイチロー氏であれば、緊張しがちだったり、人見知りする選手に対し、自分から話しかけることも出来たと思いますが、

 

それをあえてしなかったのは、自分が全てやってしまっては、勇気を出す機会を奪ってしまうことになってしまうことを、分かっていたからなのかもしれません。

 

 

しかし今多くの人が勇気を失ってしまった原因の一つは、頑張って勇気を出さなくても、誰かがやってくれる環境にあるからです。

 

 

親であれば、子供の夏休みの宿題をやってあげたり、あれこれしようとしますし、職場の上司も何かあれば直ぐ辞めてしまうため、ご機嫌取りのようにならざるを得ない面もあり、

 

またビジネスでも、他の人があれこれサービスするのであれば、自分もサービスしなければ誰も振り向いてくれないため、無料や格安のサービスをしたりしますが、消費者はそれに慣れてしまうなど、さほど頑張ることなく、色々与えて貰うことが出来ています。

 

 

折角のチャンスも、全力を出してものにしようとしないのも、与えられることに慣れ過ぎてしまったからで、それがダメでもチャンスは次もある、いつでもある、他にもいくらでもあると考えられているからです。

 

「よく聞きなさい。富んでいる者が天国に入るのは、難しいものである。重ねて言うが、金持ちが神の国に入るより、ラクダが針の穴を通る方がまだやさしい(新約聖書マタイ19章23節~24節)」

 

と聖書にありますが、悩みやストレスはあるにしても、気付いていないだけで今の日本は非常に恵まれた環境にあり、その反面恵まれ過ぎているが故に、

 

自分自身で気付いたり、自分自身を律することが出来なければ、幸せになることが難しくなってしまいました。

 



しかし誰でもそれを変えられることの出来る一つの方法は、大きなものや大事なもの、大切な人を失うことです。

 

 

与えられ過ぎていたり恵まれ過ぎていると、何が大事なことなのか、誰が大切な人なのかが分かりにくくなるため、大切な人を失えば、あの人は大切な人だったと気づけますし、

 

チャンスの概念すらも失ってしまった人でも、大きなチャンスを失えば、あれは人生最大のチャンスだったのだと、後から気付くことが出来、次にチャンスが来た時のために、今度こそは必ずそれをものにしようと考えるようになるでしょう。

 

 

当然それは大きなショックを抱えることになりますが、もしそれが嫌だというのであれば、チャンスに次などないこと、油断すれば直ぐなくなることをよく理解することと、

 

自分は選んでいると同時に常に選ばれてもいること、普段から少し不便利な生活を心掛けることです。

 

 

たとえばたまには冷凍食品やスーパーのお惣菜や添加物に頼らず、昔ながらの料理をしてみたり、包丁を研いでみたり、便利な道具に極力頼らないようにしたり、

 

焚火やキャンプ、釣りなどアウトドアをしてみるなど、便利な生活とは少し違うことをやってみると、ちょっとした訓練になったり、気付きやすくなります。

 

 

それともう一つは、自分にとって本当に大事なこととは何なのか、誰を大事にしなければいけないのかなど、自分の魂によく耳を傾けるようにすることです。

 

 

世の中に振り回された生活をしていると、自分の魂の声を聞くなどという余裕がなくなり、作業の生活、自分の頭の中で考えた生活となって、自分のことが全く分からなくなりますが、

 

一大決心のいるようなものはともかく、普段から分からないなりにも魂に聞いてみることを行っていれば、大事なことや今やるべきこと、自分がやった方がいいことが少し分かるため、

 

さほど頑張って勇気を出さなくても、ちょっとした一歩を踏み出せるようになり、また一歩を踏み出すことが出来れば、自分の未来を変えることが出来ます。

 



合気道は頭で考えて体を動かすのではなく、無になって入り身という体捌きで前に出るのですが、合気道開祖の内弟子だったある先生は、入り身は覚悟が大事だと言っていました。

 

他に気持ちの切り替えでもある転換という体捌きがあり、そうしたことを続けて行けば、今まで中々踏み出せず踏ん切りの悪いようなこと、色々溜め込んで便秘がちになるような事が変わって、全く新しい人生や新しい自分に出会えるかもしれません。

 

実際に去年入ってくれた女性の中には、人生の一大決心をされた方もいるし、凄い2023年になりました、と言ってくれる人などもいます。

 

頭で考えるだけで行動しなければ何も変わりませんが、ほんのちょっとした一歩を踏み出すだけでも、人生とは大きく変わるものです。

 

 

札幌女性合気道に興味ある方、新たな年にちょっとした一歩を踏み出してみませんか?まずは体験だけでもいいのでいらして下さい。