合気道では争うのではなく、和が大事であると言われていて、和を言い換えれば一つになることです。
そうしたことを「合気」と呼ばれたりもしていますが、和の力、合気の力を使えば、力が弱いものでも投げ飛ばすことが出来るなど、常識とは違う力が生まれたりします。
また合気道では、相手が7で来たなら3、逆に4で来たなら6という具合に、足して10となるようにするのですが、これも和であり、言い換えればバランスですが、
合気道未経験者や初心者に、和だとか合気だとか言っても、中々分かりにくいものの、バランスが大事であると言えば、少し理解しやすいでしょう。
そのため合気道の極意はバランスにあるとも言え、バランスとは何かをもう少し考えることで、合気道の秘密が少しずつ分かってきます。
たとえば今腰痛なり何かあったりなど、ストレスや悩みを抱えていたりすれば、一刻も早く治したいとか、ストレスや悩みを失くしたいと考えると思いますが、
焦ってそれをあれこれしようとする前に、現状をよく把握しなければ、それを変えることは出来ません。
細かい原因などは、腰痛と失恋などでは当然全く変わっては来るものの、本質的には腰痛があったり、何かストレスや悩みがあるという場合、それと今の自分とがバランスしているからこそ、それが成立出来ているということになります。
誰かと恋人になる、結婚するという場合、相手とバランスするため恋人になったり結婚したりもするし、
腰痛であるならば、たとえ自分では分からなくても、腰痛であるべき何かしらの理由があり、またストレスや悩みを抱えているのであれば、それを抱えていられる考え方、心があるからこそそれらが成立し、バランスしていると言えるでしょう。
全てはそうしたバランスの上に成り立っていることが分かれば、現在腰痛がある、何かストレスや悩みがあって、それを変えたいのであれば、そのバランスを変えさえすれば、それらが変わることが理解出来ると思います。
そのバランスを変えるためには、自分の考え方だったり、受け止め方だったり、物事の見方だったり、食生活や生活習慣といった行動パタンだったり、人付き合いだったりなど、
表面的な形ではなく、質的変化を起こせば今までのバランスが変わるため、腰痛やストレスや悩みなどがいずれ変わるのです。
ただそのバランスしている期間が長かったり、不安などがあって強い拘りや、強く何かに依存しているなどがあれば、バランスを変えるよりは、今の現状を維持しようとします。
その場合、ストレスや悩みにもう飽きた、もう嫌だ、今までの自分を変えたとしても自分は変わりたい、と思う所までそれをやり続けるか、自分は本当はどうしたいのかと自分に問いかけ、目的をはっきりさせることです。
それが出来れば今までの拘りや囚われは、意味のないものだったことに気づき、新たな世界にバランスしようと動き始めます。
言葉で説明しても、少し難しいかもしれませんが、札幌女性合気道では自己満足が目的ではなく、そうしたバランスの法則を学び、それが出来れば合気道の力を使わない不思議な技が出来たり、
ストレスや悩みでいつまでもぐるぐるしたり、余り誰かのせいにするなど被害者意識を持ったりせず、多少困難なことがあっても、その状況を脱しやすくなれるよう稽古しています。
またそうした合気道は、運動神経などに関係なく、誰でも取り組めるものです。
札幌女性合気道で合気道を習ってみたい女性がいましたら、一度体験に来てみて下さい。お待ちしてます。