札幌女性のための合気道

札幌の女性のための合気道。札幌、西区、手稲区、中央区、北区、東区、銭函、小樽、石狩で合気道、護身術に興味のある女性、一緒に合気道やってみませんか?プロの整体師、プロのスポーツトレーナーが合気道を教えています。

札幌女性合気道で生き伸びる

私は正月になると毎年、

 

「門松や 冥土の旅の一里塚 めでたくもありめでたくもなし」

 

という一休禅師の歌を思い出すのですが、ペンキ画家のショーゲンさんは、アフリカのブンジュ村で「やったー!Happy New Yearだ!」と喜んでいたら、それを聞いた村長から、

 

「日常を丁寧に生きている人が、年を過ごせて良かったねということは分かるのだけど、ショーゲンは全く日常を味わえていないだろ。お前は年齢を重ねることに喜びを見ているのか」

 

と言われたそうで、自分が今まで感じていた違和感は、こういうことだったのだなと思いましたが、普段の日常をよく味わうことが出来ているでしょうか?

 

それとも回数や年齢を重ねることが趣味になっていませんか?

 

 

 

今年の正月に能登半島地震が起き、私は地震の影響からか気持ち悪くなり、ニュースも余り見ることが出来ませんでしたが、その翌日には航空機衝突事故。

 

災害があることはある程度仕方がないにしても、正月に起きたり、大きな事故が続いたり、実際に起きたものを目にするとにわかには信じ難いことですが、それを無駄にしないためには、そこから色々と学んでいくことです。

 

 

たとえば地震があった時、自分の命を守るためのアイテムがありますが、それが何かを知っていますか?

 

水とかラジオとか携帯トイレとか、防災グッズの多くは、危険から脱出した後に使うもので、それ以前に、今命を守るために必要なアイテムがあり、生き延びる可能性を上げるためには、まずそれを用意しておかなければなりません。

 

 

それが何かと言うと、靴と笛」です。

 

 

大きな地震になると窓ガラスが割れたり、色んなものが落ちたり壊れたり、破片などが飛び散り散乱します。そんな中早く逃げだそうと、床を歩いてしまうと血だらけになるなど怪我をして、逃げられなくなるのです。

 

実際に亡くなった方の多くが、足裏が血だらけになっているそうで、神戸の震災を経験した人などは、今でも枕元に靴を置いたりしていたりしますが、靴でなくてもスリッパでも何でもいいから、枕元など近くに置いて置くだけで、生き延びる可能性が上がります。

 



少しついでに言うと、札幌女性合気道では、テロとか事故、事件など何かあって逃げる時は、ただ逃げたって逃げられない、他の人につられたり慌てたりすることなく、まず安全な場所はどこかを確認してから逃げること、逃げ方が大事だと教えていますが、

 

地震が起きた日にたまたま靴が無かったとしても、慌てたりパニックを起こさなければ、何か対策を取れるため、慌てたりしない心を普段から心掛けたり、

 

札幌女性合気道のような稽古することで、何かあった時もさほどパニックにならずに済むため、本当はそれがアイテム以上に一番大事なものです。

 

 

次に笛というのは、万が一生き埋めになった時、大声を出す力が無かったりするため、笛は合気道のように弱い力で強い力を出すみたいな、少ない労力で自分の存在を周りに知らせることが出来、また救助犬も笛の音が分かりやすいのだとか。

 

札幌女性合気道に来ているある女性は、鞄にいつも笛を付けています。

 

市販の防災セットみたいなのにも笛が付いていたりしますが、ただお金だけ払って買っても、意味を理解していなければ、防災リュックに笛を入れたまま、クローゼットにしまっておくなど、実際に何かあった時に役立たせることが出来ません。

 

それと今では多くの人が防災意識が高くなり、防災グッズを用意していますが、それにも拘らず靴と笛の重要性を知っている人が少ないのは、護身術にしてもそうですが、

 

本当に危険なことは自分には起きない、というバイアスがかかり、自分が生き埋めになる可能性を想定出来ないためです。

 

 

日本沈没レベルの災害でなければ、今は避難所にある程度備蓄されていたり、支援に来てくれるため、避難さえ出来れば、ストレスはあっても命を落とすことは基本的にありませんが、

 

普段考えられている防災の多くは、命を守ることではなく、不便を出来るだけ解消しようとするものではないでしょうか。

 

 

もちろんそれも大事ですが、まず生き延びなければ、それも意味をなさないため、常日頃靴と笛を枕元に置いておくことが、他のこと以上に大事なことで、

 

更に余裕があれば、防災グッズの様なものや備蓄、また更に余裕があれば、日本沈没級の災害を乗り越えるだけの備蓄や準備を出来る範囲で、少しずつ行っていくという優先順位です。

 



札幌女性合気道合気道や護身術は、護身術教室の親切で良識のある暴漢相手に手首が解けてやったー、といった感じのものとか、ストレス発散そのものが目的ではなく、

 

実際に危険から身を守ること、見えない枠に囚われないようにするなど、思い込み、囚われ、先入観、固定観念、フィルターを取り外していくようなこと、また直ぐ慌てたり、パニックを起こさない心や、危険察知能力、

 

危険やチャンスに出会った時に、直ぐに行動を移せる行動力、瞬発力などを高めていき、仕事や人生に役立てられることを一つの目的に、楽しみながら心と体を健康にしていくことを目指して合気道を行っています。

 

 

また先々のことを考え過ぎて、無駄にストレスを抱えたり、一番重要なことや今を疎かにしないよう、普段の日常を味わえる心をもう一度取り戻したり、これからの時代を乗り越えて行くためにも、今年から一緒に札幌女性合気道合気道をやりませんか?

 

体験お待ちしております。