今週の火曜日から、新しく札幌女性合気道に来てくれた40代の女性は、道着を直ぐ購入していた行動の素早さに驚きましたが、それだけでなく、柔道など経験があるのではないかと思うぐらいに、道着を大変上手に着ていて驚きました。
普通は洋服とは少し違うため、帯が上手に結べなかったり、帯の位置が違っていたり、寄れていたり、上手に着こなせないのです。
袴にしても、最初は難しいため慣れが必要ですが、合気道を何年もやっている人でも、紐を正しく結べていないために直ぐ解けたり、正しい位置で袴を履けていなかったり、直ぐ着崩れするなど、まともに袴を履けていない人も少なくありません。
またそういう人は、袴も綺麗に畳んでいなかったりしますが、合気道は日本的な繊細な体づかい、細かい所までの心配り、道具を大切に扱うといったことが大事となるため、着装や畳み方一つが稽古で、逆にそうしたことが雑な人は、技なども雑になるでしょう。
スポーツでも全国の強豪校といった強いチームほど、靴を綺麗に揃えていたり、鞄の置き方も綺麗に置いていて、逆に弱いチームほどそうしたことが疎かであったりしますが、
札幌女性合気道もそうしたことや、怪我や盗難などトラブル防止、護身術の為にも、一年以上通っている人には特に、鞄をディスプレイするぐらい、インスタに載せられるぐらいに置きなさいと教えています。
札幌女性合気道で袴を買われた方のために、畳み方の動画を載せておくので参考にしてみて下さい。
袴を綺麗に畳むコツは、まず中にある股下(まち、ひだ)を右に折っておき、前紐と後ろ紐の高さをそろえた状態で、後ろのひだをそろえて持ち、それを離さずに床に置くことです。
それをしないと畳んだ時に絶対によれてしまいます。