札幌女性のための合気道

札幌の女性のための合気道。札幌、西区、手稲区、中央区、北区、東区、銭函、小樽、石狩で合気道、護身術に興味のある女性、一緒に合気道やってみませんか?プロの整体師、プロのスポーツトレーナーが合気道を教えています。

札幌女性合気道とここにいない人

今非常にバズっているペンキ画家のSHOGENさんですが、私がSHOGENさんを知ったのは、ブログで紹介した時ですから、ほんのつい最近です。またその時も、ペンキの絵には興味ないと思って、下の動画しか見ていませんでした。

 

 

 

それが他の動画を見てみると、イメージしていたペンキの絵のような動画ではなく、アフリカなのに日本人と縁が深い、不思議なブンジュ村の話でしたが、札幌女性合気道で教えていることと、共通している所が多くあります。

 

 

そのため興味を持ってSHOGENさんについて調べると、たまたま11月に札幌にトークショーに来るとのことで、もしご縁があるようなら、試しに会いに行ってみようと思いスケジュールを確認すると、たまたまその日は空いており申込んでみました。

 

 

ただやはり人気のため、残念ながらキャンセル待ちとなってしまい、ダメだったかなと思ったのですが、それでも不思議と行けることとなり、トークショーの時期やスケジュールなど、丁度いいタイミングだったなど、何かしらのご縁があったのでしょう。

 

 

SHOGENさんのお話と、札幌女性合気道で教えていることとは、色々と共通している所がありますが、トークショーで話されていた中で、ちょっとおかしく、だけど大事なことで、また札幌女性合気道で教えていることにも共通していた一つをご紹介します。

 

 

SHOGENさんは、ブンジュ村の子供たちからあだ名をつけられたのですが、どんなあだ名だったのかと言うと、「ここにいない人」というあだ名で、子供たちから

 

「あっ!ここにいない人だ」「ここにいない人が来た!」「ここにいない人SHOGENだ!」などと言われていたのだとか。笑

 

 

何故そんなあだ名をつけられたのかと言うと、いつも心がどこかに行ってしまっていたからで、12歳の男の子には、

 

「ブンジュ村の中で、あなただけが過去か未来を生きている」

 

と言われたそうです。

 

 

つまり、いつも過去にこういうことをしていたらよかったなという後悔や、それを踏まえて未来がこうだったらいいなといった、過去か未来を生きていて、今を生きていなかったからですが、

 

これはSHOGENさんだけでなく、今の多くの日本人も、ストレスを抱えていたり、忙しく過ごしていたりするため、もしブンジュ村に行けば子供たちから、「ここにいない人」のあだ名をつけられてしまうかもしれません。

 

 

 

札幌女性合気道のブログの中で、頭がぐるぐるしてしまうことについて書いたりしていますが、いつまでも同じ考えをぐるぐるしてしまうことや、自分のことが全く分からなくなってしまう原因の一つも、過去と未来に囚われ、今を生きていないことにあります。

 

 

人間である以上、ある程度は後悔したり未来を心配したり、不安を抱えたりもするし、また過去を反省したり、未来に備えたりすることも大事なことではあるものの、それ以上に大事なことは、今を生きることで、

 

心を置き去りにして、あれもしなきゃいけない、これもしなきゃいけないなど慌ただしく過ごしていたり、世の中の常識や価値観に縛られたり、周りに振り回されたり、惑わされてしまうと、今が疎かになり、今が疎かになれば未来も疎かになります。

 

 

札幌女性合気道では、誰でも出来るようシンプルにしたり、細かく分解した教え方をしているのですが、それでも相手を投げようとか倒そうとしたり、上手にやろうとか、こうしなければいけないなどと気持ちが囚われると、

 

気持ちが先走って、ついさっき教わったことであっても、全て吹っ飛んでしまい、また自分が今何をやっているのか、何故自分が出来ていないのかも、全く分からなくなりますが、それを言い換えれば、自分のことが分からない状態です。

 

 

自分のことが分からなければ、何故上手く行かないのかが分からないため、ぐるぐるすることになり、またいくら先々のことを考えても、今やるべきことをやっていなければ、上手く行きません。

 

そうすると益々パニックになったり、ストレスを抱えたり、怖くなって誤魔化したり、誤解したり、逃げ出したり、色んな問題が起きてきます。

 

 

そのため「今」というのが、それだけ大事なことではありますが、しかし周りの人から、「今を生きてないよ」「今を無視しているよ」「今が疎かになっているよ」「心が遠くに行ってしまっているよ」「ここにいない人だね」などと言われることは、殆どないと思います。

 

 

誰も教えてくれなければ、自分の中では、今をちゃんと生きていると思っていて、しかしストレスを抱えたり、何か上手く行かないことがあったりなどするから、

 

不思議だな、おかしいな、才能無いからかな、年だからかなとか、悪循環に陥ったり、分からない中頑張れば頑張る程、どんどんぐるぐるしていきます。

 

 

また仮に今を大事にしなさいと教えられても、具体的にどの部分がどうなのか、どうしたらいいのかは分かりずらいため、努力しようにも努力のしようがないでしょう。

 

 

これが札幌女性合気道では、正面打ち一教という技であったり、礼法などで「今」を取り組めるのです。

 

またそうした取り組みをすることで、どれだけ自分が今を無視して来たか、実は自分も「ここにいない人」だった事に気付けたりします。

 

 

ブンジュ村の教えや、札幌女性合気道合気道に興味がある人、自分のことが分からなくなってしまった人、色々と考えてしまう癖のある人、今を生きることの大切さを一緒に学んでいきましょう。