札幌女性のための合気道

札幌の女性のための合気道。札幌、西区、手稲区、中央区、北区、東区、銭函、小樽、石狩で合気道、護身術に興味のある女性、一緒に合気道やってみませんか?プロの整体師、プロのスポーツトレーナーが合気道を教えています。

札幌女性合気道で氣と心を読む!?

札幌で合気道の名前程度しか知らない女性にとって、合気道のイメージは、「触れずに倒すやつ?」「氣で倒すやつ?」といったイメージがあったりするようです。

 

また合気道に興味がある人、氣に興味がある人にしても、何か氣の様なもので投げられたり、飛ばされたりするものだと思われたりもしますが、合気道が氣が大事であると言っても、そういったことが大事でも、そういったことが合気道でもありません。

 

 

合気道で氣が大事だとされるのは、氣を出せば凄い力が発揮出来たり、氣を感じたり、氣を読むことによって相手の動きが事前に分かって危険を察知したり、攻撃を避けることが出来たり、

 

また合気道では天地、宇宙と繋がり、我即宇宙の境地、地上天国の建設を目指しているからです。

 

 

 

科学が進んだ時代で氣などと言うと、一般的には怪しげに思われたりもしますが、昔の日本では、氣とは空気のように身近なもので、日本人は人の気持ちを察することが得意でした。

 

何も言われていないのに、おばあさんがおじいさんにお茶を出していたようなことが、昔の日本では当たり前に行われていたのです。

 

 

しかしそれを氣の感覚が分からない欧米の人が見ると、「なんで分かったんだ」と驚かれたりしていて、欧米化した今の日本でも、人の気持ちが分からなくなって、「言ってくれなきゃ分からないよ」となっていると思います。

 

 

そのため女性は、男性に好きとか愛してるみたいな言葉を言われたいと思いますが、そうした言葉の確認が必要だったり、握手、ハグ、キスなどスキンシップを多く取らなければならなかったり、

 

どれぐらい物をくれるかなどでしか判断出来なかったり、またお金や車、ステータス、知名度など、物や目に見える形が大事になります。

 

 

確かに科学や物質文明を進化させるには、それが役立ったのですが、物が豊かになった割には、多くの日本人がストレスを抱えているのは、一つの原因は氣を忘れてしまったからではないでしょうか。

 

 

 

合気道開祖である植芝盛平は黄金体験をし、超能力的な力を持った人で、氣の達人でもあります。

 

 

そんな開祖から約半年の間、毎朝6時から稽古に出て学び、後に大東流合気柔術の達人、佐川幸義翁の下で大東流合気柔術を学んだ木村達夫氏は、開祖が心を読んだことに、非常に驚かれたそうですが、

 

「合気修得への道」の著書の中に、そのエピソードが書かれているので、ご紹介します。

 

 

 

 

私は植芝盛平翁には一度驚いたことがあります。新しい本部道場ができた頃のことですが、盛平翁を前にして、百人くらいの弟子たちが道場に座って並んでいました。私も白帯でそのなかにまじっていました。

 

その時盛平翁が右手を伸ばして、「合気をやるものは遠くアメリカの心までわからねばならぬ」と窓の外の方を見て言ったのです。

 

 

それならば私の気持ちもわかるかなと、「僕を投げて」と思った訳です、もちろん心のなかで思っただけです。

 

ところが、その途端に向こうを見ていた盛平翁がグーっとこっちを振り返るのです。まさかと思ったら、私の方へ向かって一直線に歩き始めた。

 

 

盛平翁は150センチメートルくらいで小さいのですが、その時はとても大きく感じました。盛平翁の背後にとてつもなく大きな壁があって、それが盛平翁と共にドドドドドと迫ってくるように感じました。

 

それまで一度も盛平翁の受身を直接取ったことがなかった私は、すっかり緊張してしまいました。

 

 

「わー、どうしよう」と思っているうちに、本当にすぐそばに来てしまったのです。盛平翁が「いえーっ」と言って入身投げのような感じで右手を上げたので、私はコテンと後ろへ倒れました。

 

すると盛平翁が「それでいいんじゃ」と振り返って言われたので、私は両手をついて「ハハー」と頭を下げました。

 

あれには驚きました、その瞬間に心がわかるんだなと思いました。とにかく気迫があって、気合がすごかったです。

 

 

 

合気道の開祖のように、アメリカの心までわかることなどという事は難しいかもしれませんが、もし札幌で合気道や氣に興味のある方は、札幌女性合気道にいらして下さい。

 

 


お問い合わせ