札幌で合気道に興味を持ち、合気道をやりたいと考えている人のために、合気道の稽古の流れについて説明します。
まず道場に入る前、出る時には、入り口で正座して礼をします。
時間まではストレッチしたり、体を解したり、また先生や先輩に色々と教えて貰ったり、同じような初心者の人と話をして、コミュニケーションを取るといいでしょう。
そのため時間ギリギリに行くのではなく、可能であれば早めに行った方がいいです。
時間になったら整列し、礼をしてから合気道の稽古が始まります。
最初は先生を見ながら、皆で体操やストレッチの様な準備運動を行い、それが終わると、いよいよ合気道の技の稽古です。
先生がお弟子さんを相手に、これから練習する技のお手本を見せ、説明します。
その間は整列し、正座してよく見るようにします。
合気道では先生がお手本を見せる時は、基本的に正座して、姿勢を正して見るので、初心者の方は、気を付けて下さい。
特にぼうっと突っ立っていては、気が抜けていて、見ているようで見えていません。そのため正座をして姿勢を正すことによって、心も整い、よく見えるようになります。
また、ぼうっと突っ立っている状態は、隙がある状態でもあるため、武道的にもよくありません。
但し膝が痛くて、正座が出来ない場合は、正座する必要はないです。
先生のお手本が終わったら、先生に礼をして、誰かとペアを組んで、実際にその技の練習をします。
その場合、初心者に優しい所であれば、声をかけて貰えたりしますが、そうでなければ、他の先輩方は、パッとペアを作り、椅子取りゲームの様に、初心者一人だけが、取り残されるみたいなことになりがちです。
そのため初心者であっても、声をかけられるのを待っているのではなく、自分から動いて、積極的にお願いしに行く必要があります。
特に技や教え方が上手な先輩は、人気があるため、真っ先に取られがちで、モタモタしていると、一人だけ取り残されたり、同じように取り残された初心者と、組むことになります。
初心者同士で組んでいては、お互い合気道の技も分からず、上達しづらいため、出来るだけ積極的に、上手な先輩の所に行って、お願いするようにします。
待つ立場の人は、上の人であって、下の人ではありません。
ペアを組んだら、技をやる初めと、終わりに、お互いに正座して礼をします。
技の稽古は、左右交互に行い、また大体は表技と裏技があるので、表技左右、裏技左右、計4回行って、技をかける人と投げられる人を交代します。
特に何も言われない場合は、合気道は技をやって技を覚えるのではなく、受けを取って技を覚える必要があることから、基本的に下のものが、まず投げられ（受け）、次に投げる側（仕手）を行います。
主に投げられる人（受け）は、手首を持ったり、正面打ちをしたりします。
暫くしたら、先生が次の技の説明に入るので、急いで元の位置に戻って整列し、正座して説明を聞きます。
それを繰り返して、最後は軽い背伸ばしなどを行って、整列し礼をして、稽古が終了です。
合気道の稽古が終了した後は、経験者は袴を畳んでから着換えますが、初心者は袴がないため、その時間を持て余し、そそくさと帰りがちですが、それではコミュニケーションを取る時間がなく、合気道を続けて行くことが出来ません。
同じような初心者と話をしたり、一緒に着替えたり、もしくは自分だけ先に帰るのではなく、袴の人たちを待っていたり、また道場によっては、先生をお見送りをするため、用事がなければ、待っていた方がいいです。
以上が、札幌の合気道の大体の流れになりますが、いかがだったでしょうか。
もしかしたら少し堅苦しく感じたり、敷居を感じたり、難しく感じたりもするかもしれませんが、実際に合気道をやってみたり、慣れれば特に気にならないと思います。
後は道場によって、雰囲気なども違ってきます。
ただ初心者向けではない、札幌の合気道の道場では、初心者は取り残されたり、先生の説明にしても、初心者に合わせたものではなく、全体に合わせたものになるため、よく分からなかったり、馴染んで行けないことは、もしかしたらあるかもしれません。
そのため初心者の女性でも、分かりやすく、馴染みやすい合気道、椅子取りゲームに取り残されがちな、気の優しい女性でも出来る合気道を、札幌で始めましたので、興味のある方は、一緒にやりましょう。
