札幌で合気道に興味を持って、合気道だと思って始めたけど、実は合気道ではなかった、ということが、割りとあったりします。
「そんなことがあるの?」
と思うかもしれませんが、それは合気道と非常によく似た武道があるからで、初心者の人には、合気道との区別が全く出来ず、個人的に本を読んだり、動画などを見ない人は、数年習っていても気が付かない人もいるぐらいです。
まず合気道は、植芝盛平(うえしばもりへい)という方が、創られた日本の武道ですが、円の動きが特徴で、和を目指し、愛の武道という精神性も大きな特徴です。
そのため開祖が植芝盛平で、和を目指し、愛に通じている武道と言えば、合気道になります。
こちらの動画は、合気道開祖植芝盛平の孫であり、世界最大の合気道の組織、合気会の道主を務める植芝守央の演武。4:32
こちらは合気道開祖の有名な弟子で、達人としても名高く、養神館という組織を作った塩田剛三の説明演武で、合気道の技の原理を説明されています。2:51
合気道と言えば、恐らくこうした感じのイメージを持たれているのではないかと思いますが、合気道に非常によく似ていて、よく間違えられる大東流合気柔術(だいとうりゅうあいきじゅうじゅつ)という武道がこちら。7:26
道着に袴は、合気道と全く同じです。何となくな違いを感じ取れた方もいると思いますが、合気道の円の捌き、合気道には蹴りがないなど、合気道をよく知らない人には、余り区別が出来ないと思います。
なぜ合気道と似ているのかと言うと、この大東流合気柔術を広めた人は、武田惣角(たけだそうかく)という方で、合気道開祖、植芝盛平の師でもあり、武田惣角(大東流合気柔術)の影響を受けたためです。
また名称が、大東流合気柔術と書いてあれば、合気道とは余り思いませんが、カルチャースクールなどでは、「合気武道」とか「○○流合気道」という名称で行われていたりするため、合気道と誤解される原因になっています。
大東流合気柔術の中でも、弟子、または組織、団体によっても色々違うものの、形が少し古流的で蹴りがあったり、合気道のように、くるくる回るような円の捌きはなく、
また武田惣角が教えていた元々の大東流合気柔術には、合気道の様な和や愛といった、精神性はありません。
合気道にしても、組織や団体、習う先生、道場によっても、技や教え方、考え方など全然違っていたりもするのですが、
もし、世界的に最も広く親しまれている、植芝盛平が創った合気道をやってみたい、和の精神性を目指している合気道を、合気道独特の円の捌きを身につけたい、と考えるのであれば、開祖が植芝盛平の合気道を探してみて下さい。
札幌で、植芝盛平の合気道、初心者の女性も出来る合気道、体の使い方などに興味のある方は、一緒に合気道をやりましょう。
まずはお気軽にお問い合わせください。