もちろん暴漢も様々であるから、必ずしもヒグマ級の暴漢ではなく、子豚とかタヌキ級の暴漢もいるかもしれないし、もしかしたら護身術教室では、そのことを言っているのかもしれません。
ただ自分の都合やエゴで考えると、簡単にヒグマ級の暴漢でも撃退出来てしまう、などと考えてしまうため、
本質と照らし合わせ、ヒグマを撃退することは簡単ではないけど、護身術教室では、ヒグマ級やどんなケースでも、簡単に対処できるのか、それとも鶏ぐらいのものを言っているのかを、よく確認することです。

(これぐらいの暴漢であれば、女性でも簡単に撃退出来ます。)
逃げるというのも、そもそも深く考えないでしょうが、防災に当てはめて考えるとヒントが見つかります。
もし寝ている時に地震があった時、パニックを起こして逃げ出そうと、裸足でガラスなどの破片を踏めば、怪我をして身動きが取れなくなり、それによって亡くなっている方が実は大勢いるのですが、ただ逃げることは非常に危険です。
そのため逃げることは大事でも、まず怪我をしないよう、枕元など近くに靴やスリッパを置くといった対策が大事で、ただ逃げるようなことは、防災では奨められていません。
それと護身術を当てはめた時、暴漢に出くわした時だけは、逃げるだけで本当に助かるのかを考えるのです。
またそうした発想があると、犬から走って逃げれば追っかけて来るよなとか、熊に出くわした時に走って逃げてはいけないと言われているなとか、そう言えば連続殺傷事件では逃げた人が切られたりしているな、
といったように、点と点が線で繋がって行き、全く知識のない護身術であっても、本質と照らし合わせることで、嘘やおかしなことに気付けたりします。
逆にそうした考え方ではなく、自分の都合やエゴなど自分の頭での判断では、毎回いいこという人に騙され、毎回騙されるから傷付いて臆病になったり、
だけどそうした判断をしている限り、コロナとか自分が知らない未知のものは、また騙されることの繰り返しです。
今臆病な人が多いのも、メディアでもビジネスでも周りでも、いい事を言う人が多く、本質ではなくそうしたエゴばかりにつられていることが、一つの原因になっているのではないかと思います。

合気道にしても、合気道の知識が全くない人には、何も分からない世界です。
だから家から近い、安いといったエゴや、先生が何段みたいな形で判断すると思いますが、エゴよりも自分の本当の気持ちに素直になって、合気道の道場を選ばれると、自分に合った合気道が見つかりやすくなると思います。
その中で札幌女性合気道がいい、合っている、求めていたものです、という人が来てくれると嬉しいですが、興味のある方は一度体験にいらして下さい。