前回の札幌女性合気道の稽古では、筋力や自力、意志力で行うのではなく、筋力を使わず楽で自動的な受け身の仕方を教え、
「受け身には、懐の深さがなければならない。懐が狭いとダメなんだよ」何てことも説明しましたが、正座でお辞儀するにしても、受け身とは形が全然違うものでも、基本は同じです。
「頭をちゃんと相手に差し出し、懐の深さが無ければお辞儀にならない。そうしたお辞儀でなければ、いくら頭を下げた所で、本当は違うことを考えているから、
相手には信用されないし、氣が抜けているから不健康になる。氣が入っていれば、お辞儀した状態で背中を抑えられても起き上がれる」
といって抑えられている状態で起きられるか、正しいお辞儀になっているかをチェックしました。

私は女性一人では物足りなかったため、女性四人に抑えて貰いましたが、女性でもさすがに四人になると、どしっとした重さがあり、一番下で抑えている人は、潰れそうな感じだったそうです。
しかしそれでも氣が入っていたり、理に適った体の使い方が出来れば、楽に起き上がることが出来ます。
また殆どの場合、起きる時に腕の力で起き上がろうとしますが、腕は殆ど使いません。
こんなようなことは他の合気道では殆ど行わないため、札幌女性合気道の合気道は少し変わった合気道ですが、札幌女性合気道に通ってくれている方から、稽古後にメールを頂きました。
お辞儀から学べることが深すぎて、感動で震えてます。腕であげない感覚がなんとなくでもわかると、世界が変わるくらいの衝撃です。
あと、ひとりでに、舞もそういう身体の使い方かも、と思ったりして面白さが倍増してました。
自分が教えたことで、感動して貰える人が嬉しいものですが、同じように共感できる方が来て、一緒に共鳴出来れば嬉しいです。
札幌女性合気道に是非いらして下さい。
まだ見ぬ君への愛の詩 THE ALFEE