今年になってから、どういう訳か体調を崩している人が非常に多くいます。
私も体調を崩しましたし、札幌女性合気道に来ている方も数名体調を崩されましたが、これだけ大勢の人が体調を崩すことは、今までにはありませんでした。
だからと言って、必ずしも悪いものであるとも限らず、何かの変化を無意識的に感じているためであったり、前に進まなければならないとはっぱかけてくれたり、大難を避けるために今の内に小難にしているのかもしれません。
特に今は誰からも叱られなかったり、何も言って貰えなかったり、いくらでも便利なものや魅力的なものがあるため、自分の好き勝手に出来てしまうため、たまには体調を崩すなどして、反省しなければならないこともあるでしょう。
人間にはエゴがあるのが当たり前だから、自分にはエゴがあるなどと気にすることはないのですが、エゴばかりになり過ぎてしまうと、誰にでも一番分かりやすい痛みと言う方法で教えてくれるのです。
そのため少し体調を崩すなどすることは、自分の考えや行動など、今の自分を見つめ直すきっかけや、前に進めず躊躇している人のために、前に進むためのきっかけになります。
逆にそうした小さい事で気付いたり、変えることが出来なければ、もっと大きな痛みを伴うしか気づいたり、変わることが出来ません。
そうなっては大変だし、取り返しのつかないぐらいのことにもなるため、それよりは出来るだけ小さなことで気付いていきたいものです。
気付くこととは、今まで知らなかったことに気付くことですが、もっと言えば、自分が正しいと思っていたこと、信じていたことが、実は間違っていたことに気づくことです。
だからこそ「そうだったんだぁ!」「知らなかったぁ!」と思うはずです。
しかし自分が強く正しいと思うこと、信じていること、信念、こうしなければならないと思っていたことが違っていたとすれば、傷付いたりショックを受けたり困るから、知りたくないし気付きたくありません。
そのため気付かずに済むよう、可能な限り今の自分を続けて行こうとするのですが、どんなに思い込みの強い人、頑固な人でも、実際に心や肉体的な痛みを伴い、それに我慢出来なくなって来ると、
今の状態を早く逃れたくなるため、気付くことのショックの方が小さいものとなり、ようやく観念し気づいたり、変わることが出来ます。
しかしわざわざそんなことをしないで、直ぐに観念すれば、素晴らしい人生になるのに、それが不思議と出来ず、大きな痛みを伴うまで、無駄にあがき、悩んだりするのが人間です。
周りでアドバイスを全然受け入れられない人、無駄な信念を信じ続けている人はいると思いますが、気付くこと変わることは、それだけ怖いことでもあるため、
たとえ正しいとしても、余り無理に押し付けたりせず、ある程度の時間も必要であるから、見守ってあげることも大切だと思っています。
ただ2024年になってから、地震が起きるなど少しバタバタしたり、体調を崩す人が多くいたりすることからも、去年よりは少しスピードアップする必要があるように感じていて、締め切りが近いように、今までのようには、のんびりもしていられなくなりました。
これからは余り物事を決めつけ過ぎたりせず、柔軟に物事を考え、受け入れられる心と、軸のある体、氣の入った体、腰を身に付けて行くことが大事になってきますが、札幌女性合気道で一緒に心と体を鍛えて、大難を回避して行きましょう。