合気道は難しそうというイメージがあり、更に自分は運動に自信が無い事に、絶対的な自信がある人は、自分には合気道なんか絶対出来ない、だから合気道には興味があるけど、やらないと考える方もいると思いますが、
合気道はスポーツと違い、ダッシュ、インターバルトレーニング、シャトルラン、ランニングといった、走り込みみたいなことはしません。
またバレーボールやバスケットボール、サッカー、野球のような球技でもありませんし、団体競技でもなければ、試合もしませんし、身長も筋力も体格も関係ないのが合気道です。
だからこそ合気道は男性と女性、もしくは若い人と年配の人とが一緒に稽古したりもします。
まず出来るか出来ないかの0か100か、白か黒かといった完璧主義な考えではなく、50やグレーもある、0よりは10の方がはるかにいい、といったように考えられてはいかがでしょうか。
世の中や人生は、白黒はっきりしているものよりも、曖昧な方が多いはずです。
それを2極化させる極端な考えでは、他人や自分を認めることが出来なかったり、誤解、思い込み、プライドが強くなるなど、生きづらくなる原因にもなってしまいます。
絵が下手だから絵を描いてはいけないことなどないし、絵を描くことが好きなのであれば絵を描くべきで、下手だからとか、出来ないからといった理由で、絵を描くことを諦めてはいけません。
もっと自分の気持ちを大事にしてあげることです。
合気道で大事なことは、上手に出来るかではなく、合気道を通じて気付くことや学ぶことが一番大事なことで、それが何もないのであれば、ただのダンスや自己満足に過ぎず、「道」でも何でもありません。
そのため出来るか出来ないかではなく、その間やプロセスに意識を転化させたり、自分が合気道をやりたいかどうかの気持ちに意識を集中させ、その気持ちを大事にしてみて下さい。
またもし自分にはきっと合気道が出来ないと思い、不安になっている人が、勇気を出して、合気道の体験だけでもしてみるなど、一歩前に進んだだけでも、とても素晴らしい事で、それだけで大きな価値があります。
何か不安があれば、お問い合わせから札幌女性合気道にご相談されてもいいですし、出来るだけ不安が取り除かれるように、いくつか記事を書いていますので、ご覧になってみて下さい。
