マッサージなどの施術で、背中やって、次に腕やって、足やって、反対やってみたいに順々に施術か所を変えていきますが、
それをどういうタイミングや基準で変えるかと言うと、多くの場合自分がやって疲れたとか、5分やったなどの時間とか、回数が基準です。
触診出来ません、凝り張り解せません、歪み取れませんとなれば、それ以外にないでしょう。
またやって貰う側も感覚がいい訳でもないし、そうした世界しか知らないから、そういうものだと思うし、
いっぱいやって貰えたり、強く押して貰えたりすると、やって貰った感や満足感を得られ、お互いマッチし成立します。

掃除したけど「ここ汚れてるよ!?」などと言われれば、「あれっ?掃除したのにな」と思ったり、
もしくは「私は掃除しました!!」と言い張ったり、ムッと来たりもしますが、それは綺麗にすることではなく、掃除をしたという事実を大事にしているからです。
しかし大事なことは、掃除をしたかしないかというよりも、綺麗になったかどうかで、埃や汚れが全く取れないままで、次々やっても仕方がないし、
施術にしても、自分が疲れた、時間が経った、回数、ノルマをこなしたというのは、単に自分の都合でしかなく、凝りや張り、歪み、問題が取れたから次に行く、というのが本当でしょう。
こうした質の概念がないと、何かアドバイスされても、「私はやってます!」「挨拶しました!」みたいな感じになり、論点がずれてしまうなど上手く行きません。
頑張ることも大事でも、どういうやり方で頑張っているかも同じぐらい大事なもので、しかしそれが難しいため、日頃からの意識が必要になってきます。
また質の低いものは安かったり、楽だったり、非常にやりやすい、理解しやすい、手を出しやすい面がありますが、その反面いいもの程、難しかったり、手に入れづらいものです。
だからこそチャンスは掴むことが難しいのですが、自分のやりやすさで選べば、必ず悪い方を選ぶことになります。
特に今の日本人は本物より嘘の方が好きだし、センスがない、目利きが出来ないなら、値段が安いものや、自分がやりやすいもの、自分の頭で理解しやすいものなど、エゴを基準に選ぶでしょう。

札幌女性合気道は、「揉みました!」「掃除しました!」といったものを基準にする訳ではないため、一般的な感覚とは違っていたりします。
それでも札幌女性合気道に来ている方には、喜んで貰えたり、分かりいやすいと言って貰えますが、
基準が違えば、人によっては理解しづらかったり、やりにくかったりして合わない人もいるでしょう。
その場合は他の合気道がいいですが、やったかどうかとか表面的な形ではなく、質が大事だと思っている人、
質を学びたい人、今の自分では理解出来ないような、次元が違うものを学びたい方には、札幌女性合気道がお勧めで、今が合気道をやるタイミングです。
ブラックビスケッツ タイミング