幼い子供はよちよち歩きだったり、大人のように余り上手く体を使えません。
そういう意味では大人の方が、体の使い方が上手いと言えますが、理に適っているかどうかで言えば、大人よりも圧倒的に子供の方が理に適っています。
物も持ったり、運んだり、投げたりなど色々な動作は、ある程度やれば誰でも出来るようになりますが、理に適った体には、努力しようともそう簡単になれるものでもなく、つまり子供は天才なのです。
また犬、猫、チーターなど動物は、個体差により力、スピード、性格が違ったりはするものの、概ね同じような体の使い方をしますが、人間が大人になれば、全く違う身体の使い方になります。
それは生まれ持った才能、素質の違いではありません。何故なら赤ん坊や子供は、誰もが理に適った体の使い方をした天才だからです。
しかしそれを後天的な問題で、色々な癖がつき、人それぞれ全く違う身体の使い方をしています。

そのためもしスポーツで一流に育てたいのであれば、理に適った体の使い方をいかにキープ出来るかが非常に大事なことです。
逆に凡人が凡人の考えで、凡人のやり方、体の使い方を天才に教え込めば教え込むほど、吸収力も高いため、後天的に親や先生と同じ凡人へと育っていきます。
これから合気道をやろうとする人の多くは、理に適った体の使い方を失った人だと思いますが、少しでも取り戻したい、理に適った体の使い方に近づきたい、と考えている方は、札幌女性合気道で体の使い方を学んでみて下さい。